恐怖再び・・・ [事件]
通勤には電車を二本利用しています。
先日の日記に書いた男性とは、帰りの電車の二本目で一緒になっていたのですが、初めて、一本目の電車の改札を出たところで会いました。
たまたま彼も同じ線を利用しているのか、それとも待ち伏せか・・・。
男「この前俺のTシャツ破っただろ?」
私「・・・。」
男「あれさー、子供にもらったもんなんだよ。なんかねーかよ。」
私「???」
男「代わりに何かねぇのかよ。」
私「私からお子さんに事情を説明しましょうか?」
男「言ったって子供なんだからわかんねぇよ。何かねぇのかよ。」
逃げました。
驚いたのは子供がいるということ。
あれで人の親かと思いました。
それに、言ってる意味がわかりません。
新しくTシャツを買えということでしょうか?
私が破いたTシャツ、本当に生地が薄くて、我が家にあったら雑巾にしてしまいそうな、そんなものでした。(口が悪くてごめんなさい)
「物」としての価値はありません。
あるとするなら、彼の言う、子供からもらったという思い出という価値でしょうか。
でもそうならば、それを破いた私が何か代わりの物を差し出したところで、全く無意味ではないかと思います。
彼の意図するところがわからない。
逃げたところで、同じ電車に乗らないと私は帰れないし、子供のお迎えにも間に合いませんので、かなりきょろきょろしながら、見つからないように電車に乗りました。
降りるのが怖くて、降りる駅は当然ばれているし、そこで見つかってしまうから、いい大人が半泣きです。
思い過ごしだとは思っても、もし着いてこられたら、家がばれたら、私の弱点が子供にあると考えたら、悪い想像は膨らみます。
上の子を迎えに行った学童で、私の顔を見た先生が心配してくださいました。
PCのほうにメールをくださり、対処のほうほうなどのサイトをいくつか載せていただいて、本当に感謝です。
本当にただの思い過ごしかもしれない。
この後私が心配するようなことは何も起きないかもしれない。
でも、怖い事件が多い中、心配しすぎてそれが空振りなら、何かあるよりはましだと思い直して、警察に相談することも検討していきたいと思います。
みなさんもどうか、お気をつけください。
ついに決着・・・ [事件]
その男性と初めて会ったのは、と言うより視線に気付いたのは、2ヶ月くらい前。
いつも乗る電車で私の向かいの席から、視線を感じます。
当然私もチラッと見たけど、それでも視線をそらさずに見られてる。
好意の視線ではないと言うのだけ、その時点で気付きました。
あんまりじっと見るから、途中からは寝たふりです。
その男性の座っているほうのドアから降りるので、降りる瞬間その顔を見てみました。
すると顔を横に向けて、私から視線をそらしません。
彼の背中側を歩くように駅のホームを歩く私を、後ろを向いてまでまだ見ています。
なんで??
私の視線もその人に向けたまま、一瞬固まりました。
私が凍りついたままエスカレーターに乗ったその時、彼が立ち上がるのが見えました。
エスカレーターに乗っている私に見えたのはそこまで。
数秒後、すごい剣幕で怒鳴りながら、私の肩をつかむ男の手がありました。
「何睨んでるんだよ!!」
私からしてみたら「???」です。
だってあなたがずっと見てたくせに。
わざわざ振り向いてまで見てるから、私が降りてから自分を見たことに気付いたくせに、何を言っているのだ!
その時は危機を感じて、駅員さんの元に逃げて、男はいつの間にか消え、それで終わりました。
それからたびたび電車の中で見かける日々が続きます。
私は極力知らない振りか、車両を変えるなどして過ごしていましたが、ついに対決の時が来たのです。
視線を感じつつも気付いていないように装っていましたが、電車を降りた瞬間に見てしまったら、目が合いました。
最初の時同様、駅に背を向けて座ったまま、振り向いてまでこっちを見ていたから。
そしてまた立ち上がるのが見えました。
男「お前何見てんだよ!」
私「見てるのはあなたでしょう?私に何か用ですか?」彼を馬鹿にしてしまった私は、思わず鼻で笑ってしまったのがよくなかった。
男「お前がこっち見てんだろ!何笑ってんだよ!俺に何の用だよ!」
私「この先一生あなたに用がある日は来ません!」
私のことをつかんで怒鳴り続ける男。
許せませんでした。
女の人に怒鳴るのも、体をつかむのも、そうやって威圧的な態度をとってどうにかしようという腐った考え。
私の頭で何かがはじける。
私「きゃ~~~~」
男は慌てます。
近くにいた女の人に「駅員さんを呼んでください」とお願いしました。
男は「もういい」と言って去ろうとしたので、「待ちなさい!」と今度は私が彼をつかんだら、なんとTシャツがやぶけてしまいました。
でも言い訳するなら、Tシャツがすごくすごく薄かったの・・・。ほんとだよ。
男「お前今やぶったな??」
また怒り始めました。
ほどなく駅員さんと、呼び言ってくれたお姉さんがかけつけてくれて、事情を聞いてくれました。
前にも同じように怒鳴られ、つかみかかられたこと、電車の中ではいつもいつもじっと見ていること。
その時のお姉さんがなんとも男前な方で、ひたすら男に説教をしてくれました。
駅員さんにも、次に何かがあったらこの人(私)を助けてくださいね、と念を押して、男にも二度しないと誓いなさいとかなり強く言ってくださいました。
3回目は警察で話をしましょうと駅員さん。
お姉さんは、今日のことでこの人を根に持って、仕返ししたりしないでくださいよと。
そのやり取りを見ていたら、私のひざががくがく震えているのがわかりました。
あぁ、怖かったんだなと落ち着いて感じた頃、保育園のお迎えのタイムリミットまで後数分。
駅員さんの「どうしますか?話し足りなければもっと」のお言葉に、「もう大丈夫です、ありがとうございました」とお礼を言って、その場を後にしました。
帰り道、しばらくの間胸がドキドキしていて、心が落ち着かないまま。
離婚する前の出来事が、ふと蘇った出来事でした。